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宮崎大のJA6YBRビーコンをリアルタイムにインターネットでかんたんに見る方法
今月の月間FBニュースでは、まさこさんが、
第40回 宮崎大学無線部(JA6YBR)の皆さん・・・Masacoの「むせんのせかい」 ~アイボールの旅~
ということではるばる宮崎まで。 行き先は宮崎大・JA6YBRとのことで、記事中、
一時期はとてもアクティブに活動していましたが、1990年頃からは現役部員がいなくなってしまい、それから25年ほど「OBだけで活動していた」そうです。
っていうの、いま各地で多いです。
たとえばかつてコカコーラ自販機の赤いリニアで名を馳せた大阪電通大・JA3YBFは「大阪電気通信大学無線通信技術部OB会」となって50ワット免許になっちゃってるし、おっさんばっかりになっててどこもたいていでないですな。
で、JA6YBRと言えば記事中の6mビーコンなんですけど、YBRのページには、「JA6YBRを受信されたら、各種クラスターへのアップをお願いします。」とありますが、6m掲示板に行ってみれば、マメにレポートなされているかたは今やたったのお一人であり、全国の6m屋はなにをやっているのかと。
だが少子高齢化の折り、人力で24時間聞いてるわけにもいかないんで、ロボット時代において、楽々オートマ受信、自動アップするのがCWスキマです。
たとえばJA6YBR/Bの捕捉状況はこちら↓
http://www.reversebeacon.net/dxsd1/dxsd1.php?f=0&c=ja6ybr&t=dx
ある日の捕捉状況。
BCNとあるのはビーコンステーションの意です。
現在、JAでは3局のスキマが6mビーコンを見てますが、スキマのQTHと時間とSNR見ればおおむねの伝搬状況はわかるんで、この表においては九州に近い私のスキマが捕捉した08Zからの1時間程度が特に良かったろう。
ほか、南はJR6YAG/Bや韓国の6L0NJ/B、、北方方面はJE7YNQ/Bも取れてます(北海道のJR8YPC/Bはスキマの捕捉範囲から外れてるので残念ながら取れない)。
ほんとうは人間が方角や伝搬モードみたほうがいいのだけど人手不足の折、しかたない。
これを世界に敷衍して、RBN生データから引いてきて、160mバンドから6mまでの世界数多のビーコンについて、どのスキマがどのビーコンをどの時間に何回取ったか?っていうデータが、ドイツのDL8WX局がレポートしてるやつ。
http://www.dl8wx.de/BCN_RPRT.TXT
世界でビーコンを捕捉しているスキマは現在、30ステーションあまり。
この貴重な日々の捕捉データを日々の太陽活動や気候や天変地異などと照らし合わせてデータサイエンスしてやるとペーパーの2~3本程度、軽く書けそうですが。
・・・ビーコンを享受し、苦労してビーコンを維持管理なされているかたから「レポート上げてくださいよ」お願いされているのに上げないのは卑怯者です。
マニアックなひとびとの集いであるらしい6m屋さんたちがスキマでビーコン捕捉やってくれれば宮崎大ほか各地のビーコンさんたちの努力も報われようというものですが(海外ではKB7IJ-#スキマなど6m専門スキマがいくつかある)、
JAでコンテスト時以外に6m専門のCWスキマをやってるという話は、わたしは寡聞にして知らない。
おそらくEスポさえ出れば嬉しい、無垢で無邪気な、幸福なひとたちなのでしょう。

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