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海外製自作SDRキット機のスプリアス確認保証と変更申請のやりかたメモ
世には自作機・海外製キット機の新スプリアス規格に関して、あーだこーだと、仲間内で拗ねて泣き言わめいて、ウダウダと揉めてるよな場面も散見されますが、相手は鬼でも悪魔でもないんだからアタマ下げて教えを請えよ、
、、というので、JARDさまにモシモシしてみましたらたいへん解りやすく懇切丁寧に教えていただいたので、以下、自分の覚えとしてメモしておきます。
まず、新スプリアス規格については、このプレゼンみれば一目瞭然で解るでしょうが。
新スプリアス対応について~スプリアス確認保証とH29.12.1からの基本保証について
https://www.jard.or.jp/information/20171126_hamtte_shiryou.pdf
ポイントは帯域外領域とスプリアス領域、それぞれふたつの領域を見ることと、1GHzくらいまで上に伸びた広い範囲に、おかしなヒゲが出てないのを確認すること。
その際にはちゃんとスプリアスの値が解るスケールで測定すること(わけわからんグラフ送ってくるおじいさんも居るらしい)。
次に、JARDにおける自作機については「基本保証」の扱いで、ガイドは、
アマチュア局『基本保証』手続きガイド
https://www.jard.or.jp/hosho/spurious/contents/guidance_04.pdf
自分は、すでに新スプリアス規格の日本製メーカー機で免許されている移動50ワット免許に第2送信機を増設の変更申請というかたちです。
で、問題的な送信機系統図については、相手はプロのかたなので、むろんSDRということばもご存じであり、数値演算変調なんていうのもお解りなので、以下のように書いてみました。
何も衒わず、ごくふつうに、現実を素直に書くとこうなる図です。
Red Pitayaをどこまで記述するかが書面的に微妙なんですけど、相手のお手間を考慮し、シグナルジェネレータとして単純化しました。 更に詳細な内部までの図を求められれば追加提出の用意はできております。
あとは忘れがちなお約束、切手貼付の返信封筒を入れることと、礼儀正しいまともな日本語で書くこと(これができない社会人のヒト、とっても多いです)。
・・・そんなよなことでレターパックライトを投函、免許は気長に沙汰をじっくり待つとして、現状、シールドもしてないハダカのRed Pitayaも含めてひとつの筐体に入れて完成させるか、バラックのまま壁に貼り付けておくか、迷いどころではあります。
なほ、上記のことはわたくしの一個人的な事柄のタダのメモ書きであり、鵜呑みにして信じ込んだり自分に適用なされて失敗されても責は負えませんので。
追記:
提出後、あっというまに保証認定されました。

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