飛騨高山の風雅陶器 Koito Pottery




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小糸焼窯元・連載コラム 「飛騨高山の美術館」〜

飛騨高山は、周囲を急峻な山々に囲まれ、本州の中心に位置していながらたいへん辺鄙なところです。

しかし、それ故かえって近代化の波に直接晒されることが少なく、いまだ昔の面影や伝統的な文化が強く残されています。また、訪れる観光客の数も多く、小都市ながら個性豊かな美術施設が数多く存在します。

そこで、今後この場で高山にある様々な美術館や博物館の紹介をしてゆきたいと思います。この記事が飛騨高山を知るよすがになれば幸いです。地元の方にとってもきっと新しい発見があることでしょう。

文責: 小糸焼窯元・長倉 大

註:このコラムは実際に現場を取材し、さらに文献などを元に「筆者の主観的な感想」などを綴ったものです。歴史的な経緯などについては美術館の担当者の方をはじめとして出来る限り幅広く見聞し、正確を期すように心がけてはおりますが、明らかな誤りなどがございましたらご指摘いただければ幸いです。なお、入館料や休館日などのデータが最新のものと異なっている場合があるかもしれませんのでご注意ください。

※このコラム中の記事、及び画像の無断使用、無断転載はご遠慮ください。

「飛騨高山の美術館」バックナンバーはこちら


第十五回 飛騨民族考古館

■今回は飛騨の考古遺物を幅広く展示し、また,吊天井や抜け穴跡などの特異な構造が特長の美術館、「飛騨民族考古館」のご紹介です。場所は古い町並み三之町にあり、かつて金森氏の御典医(大名の侍医)であった「上田玄泰」の住居だそうです。
 
■吊天井とは「てこ」の仕掛けで、いざと言う時に天井を落とす仕組みで、外部からの侵入者を防ぐための仕掛けと思われます。館長さんの話では、殿様は忍者(間諜)の類も当然用いていたであろうし、医者と言う特殊な立場もあり、このような謎めいた特殊な屋敷なのではないかとの事でした。

■現館長の坂本幸雄さんの先代重次郎氏は縄文から近世にかけての遺物、美術品を広く収集しておられ、昭和47年に一般に公開されました。その中には、貴重な石器や土器,書画や焼物など、飛騨ゆかりの遺物がたくさん展示してあります。坂本館長さんは、近年の日本人が歴史をないがしろにしている風潮を大変憂慮されており、
「“昔”があっての“今”」である事を伝えるのが大切だ」とおっしゃっていました。まさしくその通りだとおもいました。

■「飛騨の文化を伝えたい」とおっしゃる館長さんの思いが伝わる考古館です。いろいろなものがあって面白いですよ。

めずらしい異形石器など
江名子源十郎焼と伝わる虎の置物


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● 飛騨民族考古館 見学ノート ●

住所 高山市上三之町82
電話 0577-32-1980

営業時間
3〜11月 8 : 30 〜 17 : 30
12〜2月 9 : 00 〜 16 : 30
入館料 大人 500円 中・高生 300円 小学生 200円
団体20名以上は各 50円割引
休館日 年中無休
※駐車場はありませんので近くの市営駐車場をご利用ください



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